あります。
遠方より通園を希望される方のために、ご利用の便宜をはかっています。健康のためにも、先生や保護者間のコミュニケーションには、たとえ遠方でも、徒歩通園することに越したことはありません。
しかし、一方では、まったく親元から離れた経験のない幼児にとっては、スクールバス通園も自立の一歩として母子分離の効果を発揮していることも事実です。
年度によって多少コースが変わりますので、最寄りのバス停留所等については、幼稚園までお問い合わせください。
原則として、月曜日と木曜日が給食、火曜日と金曜日がお母様の愛情をこめたお弁当です。「きょうはお母さん何をつくってくれたのかなぁ。」・・お弁当の時間は、集団生活の中で子どもたちの楽しみなひとときです。幼稚園では、食事とはただ「食べること」でなく、ほとけさまや生活を支えてくれるお父様、一生懸命につくってくれたお母様にお礼を言っていただきます。のこさないように、こぼさないように、よくかんで静かに「いただく」大切な「感謝」ということを実感してゆく教育の対象として考えています。
お金を出せば、いつでもどこでも食べられるコンビニエンスにファミリーレストラン時代ですが、感謝を実感するのは、お母様の手作りに勝るものはありません。
給食は、東葛地区で最も定評があり、衛生管理面のしっかりした「幼稚園給食」に委託しています。定期的に内容の協議を重ね、効果的な偏食の矯正と、素材、味、栄養バランスに配慮するよう依頼しています。
東漸寺幼稚園の年長クラスで、もっともわくわくし、思い出深いものとなるのが、7月末におこなわれる1泊2日のお泊り保育です。
東漸寺の書院にとまり、親元を離れた集団で、宿泊生活を経験することによって、自立心を育て自信をつけてまいります。友だちや先生と寝食を共にし、よりいっそうの連帯感が生まれます。楽しさやつらさを共有することによって、さらにおたがいの距離を縮め、思いやりのある共同生活が完成してゆきます。
最近は家族の人数が少ないために、家庭においてお互いにもまれながら人間関係を学ぶという機会も少なく、無意識のうちに過保護、過干渉になりがちです。そのような子どもにとって、お泊り保育は自分にめざめ自信を持つ大変よい体験学習の場となっています。
実施に際しては、他の園外保育同様、無理のない計画、安全への配慮等、細心をもってあたっていることはいうまでもありません。
幼児教育は親子共育――子どもは幼稚園でおあずかりするだけでは育ちません。ご家庭の教育に負うところ甚大なものがあります。
ですから、幼稚園とご家庭が車の両輪のように、お互いの心を通じ合いしっかり手を携えてゆかなければ、教育の効果は望めないのです。その連携の場として保護者会の活動があり、教職員とともに東漸寺幼稚園の幼児教育を支える両輪のひとつとして、重要な役割を果たしていただいています。
また、幼稚園の実際を、保育現場のお手伝いのなかで理解していただいたり、各種行事の折りには毎回熱心なボランティア活動を展開していただき、相互の信頼や親睦を深めています。
このように、保護者会活動は子どものためのみならず、それぞれの家庭教育にお励みいただくための保護者自身の向上の場でもあります。意欲的な子どもたちを育てるために、その子をとりまく人的環境、すなわち教師や保護者がつねに意欲的であろう、あたたかくあろう、手作りの心を大切にしよう、奉仕の心を身につけようというのが東漸寺幼稚園ならびに保護者会のコンセプトです。
そんなことはありません。
たんぽぽぐみなので入園が優先的に決定するということもありません。
また、たんぽぽぐみに入会したからといって入園を強要することもございません。
幼稚園入園に関しまして、皆様ご自由に選んでいただいております。