1. HOME
  2. 東漸寺について
  3. 根木内から小金へ

根木内から
小金へ

東漸寺が根木内から現在地に移ったのは、根木内に開創されてから約60年前後を経た天文年間で、第5世行譽吟公上人の代でありました。
寺伝では根木内の地が小さく、かつ堂宇もひどく破損していたので、当時小金の城主であった高城氏の勧めで現在地に移し、初めて大殿、長廊、方丈、厨舎がすべて完備したと記述されています。

これより以後研学修行の徒が四方より雲集し、名実ともに、大法瞳として学行兼修の大叢林となったと伝えられています。
この意味で、東漸寺歴代住職の中でも、第5世行譽吟公上人を中興の祖と仰いでいます。